パンケーキレンズ
皆さんは、「パンケーキレンズ」という言葉をご存知でしょうか。
カメラ写真関係では定着している言葉なので、聞いたことのある方も多いと思います。
この記事では、「パンケーキレンズ」の意味を解説させていただきます。
パンケーキレンズの意味とは?
パンケーキレンズとは、見た目の通りパンケーキに似ていることが名前の由来になっているレンズで軽量で薄型、持ち運びがしやすい利便性と単焦点レンズである特性を活かせる場所では非常に重宝するレンズです。
パンケーキレンズ自体の名称が定着したのは近年なのですが、単焦点レンズ自体のニーズというものはそれなりにありました。
それゆえにちょうど10年前にPanasonicとOLYMPUSから発売されたマイクロフォーサイズ機から単焦点レンズは同梱されるようになっていました。
ズームができないという事を活かして、被写体が固定されたようなポートレートや簡単に背景ボケは作れるが被写体はブレにくい、例えば子供の運動会、部活の試合やペットのドッグランでのアクティビティの様なシーンには持ってこいのレンズだといえるでしょう。
値段も望遠レンズと比べると破格の安さなメリットがあります。
しかし最大のデメリットはズームができないという事を念頭に入れながら撮影をしていかないとならないことでしょう。
絞りは勿論ですが、撮影現場において構図について考え、意識させられることになりますので、考え、理詰めで動いていくことで技術の向上と対応力が身につくレンズであると言えます。
パンケーキレンズの使い方
パンケーキレンズとは、薄型のレンズでスリムなため持ち運びにも便利なレンズです。
薄くて、軽くてカメラバックにもスッキリと収まるのが特徴です。
持ち運びが楽なのでスナップ写真に適しています。
明るいレンズなので室内の撮影や夜景撮影にも重宝します。
大きな望遠レンズは時に威圧的で、周囲の注目を集めてしまうことがあります。
その点、パンケーキレンズはコンパクトなため周囲に緊張感や圧迫感を与えません。
自然なリラックスしたシーンや表情を撮影できるメリットがあるので使用してみてください。